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空手の試合で超緊張をする私が実際にやっていた3つの練習方法!

こんにちは

めぐ@丁寧な空手家育成教室(@karateOlympic)です。

ある親御さんからこんな質問を頂きました。

[word_balloon id=”unset” src=”https://karate-win.com/wp-content/uploads/2018/10/IMG_7547-273×300.png” size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”talk” balloon_shadow=”true”]うちの子、試合になると緊張して普段通りの動きができず困っています[/word_balloon]

確かに試合になると雰囲気も違うし、私もめちゃくちゃ緊張するタイプだったんですよね。

朝からドキドキして、試合数十分前にはもう普通じゃいられない。

対戦相手のことを考えるだけで、吐き気がしそうになるし、顔は青ざめると言う経験をしたことがあります。

その結果、先生から「お前大丈夫か?」と言われるほど緊張していたんですよね。

でも、あることを練習に取り入れてからは驚くほど、度胸がつき緊張しなくなったんですよね。

今回は、試合でどうやったらお子さんの緊張が和らげるようになるのかについてお話をします。



目次

試合前の緊張は誰でもする


どんなにうまい選手でもやはり緊張はします。

あの日本代表の荒賀選手でも「緊張」をすると言っていましたので、緊張をすることは決して悪いことではありません。

なので、空手の試合前の緊張は「特別」なのです。

そもそも『なぜ緊張をしてしまうのか?』

その疑問をみていきますね。

試合慣れをしていない

練習っていつも同じメンバーで行うため緊張感がなく、ただ『なんとなく練習している』ってことはありますよね。

道場の練習は場慣れをしているため緊張しないだけで、これが出稽古やセミナーにいくと知らない人ばかりで緊張してしまいますよね。

試合もこれと同じで、場慣れをしていないことと、人前で試合をすることになれていないから緊張してしまうだけなんですよね。

では、どんな練習をすれば緊張しなくなるのか3つの練習方法を紹介します。

緊張をしないための3つの練習方法

まず最初に、私の場合は3つの練習方法を試してみました。

  1. 公園で空手着を着て練習する
  2. 道場でもみんなの前で試合形式で形の練習をする
  3. 自信を持つことと、自分のメンタル面を理解する

この3つのことを意識して練習するようになり、自信が持てるようになって、気がつくとあまり緊張しなくなっていたんですよね。

今思えば私は、試合に勝って当り前で、プレッシャーもあり、そのプレッシャーが重くなりすぎて自信がもてなくなっていた時期があったんですよね。

負けてはいけないという思いが頭の中に強くあり。

そのため相手の試合などを事前に見ていると「蹴りを狙ってみるか」

などと稽古でもやっていない練習をあれこれ考え、試合を複雑に考えていました。

その結果試合で焦ってしまい、普段通りの試合が出来なくなってしまう。

それではいけないと思い私は、練習内容を変えることにしました。

その練習内容が次の3つです。

公園で空手着を着て練習する

[word_balloon id=”unset” src=”https://karate-win.com/wp-content/uploads/2018/10/IMG_7547-273×300.png” size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”talk” balloon_shadow=”true”]公園で空手着を着て練習するなんて恥ずかしいし、緊張をするよ。そこまでなんでするの?[/word_balloon]
と思いませんか?

なぜそこまでするのかと言いますと、試合の雰囲気を出すためです。

『道着は着なくてもいいじゃん』と思われてしまうかもしれませんが、普段着だと身が引き締まらないんですよね。

試合慣れをするためにも、あえて恥ずかしい思いをしながら練習していました。

そうすることで、度胸もつき、やっているうちに周りで遊んでいる子ども達が「道着」に興味をもち集まってくるんですよね。

そこで仲良くなって友達になったりもしていました。

これだけで友達の輪が広がるって楽しくないですか?

この練習方法が私に合っていてどんどん楽しくなり、私は公園で練習するようになりました。

当時の私は

[word_balloon id=”1″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”talk” balloon_shadow=”true”]自分の実力がどのくらいのレベルなのか。今の自分には何ができて、何ができていないのか[/word_balloon]
このようなことを一切考えず、ガムシャラに練習していました。

そこには、攻めていく戦略もなく、ただ一方的に手数を増やし攻めていくだけ。

ですから練習では自信があっても、試合になると練習のような動きができなくなってしまうんですよね。

相手が変わるだけで、自分らしい動きができませんでした。

自分ができることや苦手なことも明確的にしていませんでした。

なので初めて当たる相手の試合研究なんて一切していなかったし、「勝てるでしょ」と根拠のない自信を持っていたんですよね。

ある日、公園で練習していると、おじいさんに話しかけられたことがありました。

[word_balloon id=”unset” src=”https://karate-win.com/wp-content/uploads/2019/11/おじいちゃん-259×300.png” size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”talk” balloon_shadow=”true”]君、体格もいいしスピードもあるのにもったいないねぇ。[/word_balloon]

[word_balloon id=”1″ position=”R” size=”M” balloon=”talk” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true”]もったいないってなんですか?[/word_balloon]

と、その言葉を疑問に思いおじいさんに聞いてみたんです。

そうするとおじいさんは

[word_balloon id=”unset” src=”https://karate-win.com/wp-content/uploads/2019/11/おじいちゃん-259×300.png” size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”talk” balloon_shadow=”true”]君は形を打つときに目線が定まっていない。目がキョロキョロしている。それでは、相手を倒せんぞ!![/word_balloon]

と言われ自分の練習を動画に撮り見返したんですよね。

そしたら、おじいさんが言うように、私の形はまるで自信がない形を打っていた。

見るからに強そうなオーラはないし、目線も下がり、相手を想定した形ができておらず、そこで初めて形で勝てない原因がはっきりしたんですよね。

そのおじいさんとの出会いから、私はどんな試合でも全て動画を撮るようにし、ライバルの試合も全て動画に撮り、徹底的に上手い子の試合を研究したんですよね。

しかも、スロー再生ができるビデオカメラを買って貰いました。

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スロー再生ってめちゃくちゃ便利で、攻める瞬間をスロー再生にすると手が下がっていたり、タイミングが遅いせいで攻め負けていた。

なんていう細かい動きまで見ることができるので、秒の世界で戦う空手にはスロー再生は必須だと思いました。

そのおじいさんのアドバイスもあり、形の練習も楽しくなっていったんですよね。

試合で自分のスタイルを作り、自分の攻め方や戦略をいくつかのパターンにしてみる。

いくつかパターンを作り、あとは相手を研究し、相手の苦手な技を試合で出せるようになるまで練習を重ねていくだけ。

自分のできること。

できないことを明確的にすることで、試合の運び方もうまくできるようになりました。

相手の弱点を知るだけで、心に余裕が生まれるようになり緊張もしなくなっていきました。

自分に自信がもてるようになった一つのきっかけは、公園の練習でした。

今振り返るとあのとき、公園で練習をやっていてよかったなと思います。

道場でみんなの前で試合形式で形の練習をする

試合前の2週間くらいから道場では、練習終わりに道場生をみんな一列に座らせて、試合形式で形の練習をしていたんですよね。

普段一緒に練習している仲間とはいえ、やはり生徒全員に見られていると緊張はするもんです。

お迎えにきているお父さんやお母さんに見られているので、恥ずかしい気持ちもある。

先生が審判をし、判定までしてくださるので、緊張感ある中で形が打て、試合前の最後の修正ができとても良い練習でした。

普段先生から直接アドバイスをもらえる機会はなかったので貴重な時間でした。

なので、このアドバイスを元に試合前の練習は、1番『何をしないといけないのか』が明確的になり、無駄な練習を省くことができていました。

その練習の効果もあり、試合では余裕を持って形が打てるようになっていたんです。

試合ではいつもと同じ練習だと思うようにし、試合を想定させないことにより、のびのびと試合が出来るようにもなりました。

なので緊張してしまう人は、普段の練習からみんなの前で形の練習などをさせてもらえるように、先生にお願いし、みんなの前で一度形を打ってみてください。

そうすると、度胸もつきますよ。

その結果、試合でも緊張しにくくなります。

なのでぜひ、道場の練習でやってみてください。

自信を持つことと、自分のメンタル面を理解していることが大切

[word_balloon id=”unset” src=”https://karate-win.com/wp-content/uploads/2018/10/IMG_7547-273×300.png” size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”talk” balloon_shadow=”true”]うちの子、強すぎる相手にビビってしまいます。どうしたらいいですか?[/word_balloon]

という質問をいただくことがあるのですが、この気持ちはよくわかります。

実力が上だとわかってしまうと、試合をする前から「負けた」とネガティブになってしまうんですよね。

でも、この瞬間に負けは決まってしまいます。

なぜそんなことが言えるのかと言いますと、私が実際にライバルと試合をするときに毎回思っていたからです。

「気のもちよう」とう言葉がありますが、気のもちようで精神状況はかなり変動すると私は思っています。

例えば、パンフレットを見た瞬間。

『あ…いきなり強い子と当たる』と思えば、試合をする前から負けることを想定してしまいますよね。

でも、パンフレットをみずに、コートだけ調べて、審判が名前の振り分けをするときに、はじめて対戦相手を知ると「負けた」という気持ちにはならないんですよね。

なぜなら、コートの上にいるし緊張感もあるのでやるしかないんです。

なので、私は試合前は絶対に対戦相手をみないようにしていました。

それだけでもだいぶ自信が持てるようになったし、自分のメンタル面も理解することができるようになったんですよね。

なので、パンフレットみて「負けた」と思ってしまうという心当たりのあるお子さんは、試合の日はギリギリまでパンフレットを見ずに、自分の試合だけに集中するようにしてください。

これが出来るようになるだけで試合の緊張感は和らげます。

最後に:緊張する人がやって欲しい3つの練習方法

結局は自分に自信が持てるかどうかなんですが、そうは言っても自信がない場合は、「自分のできること」を知ることから始めてみてください。

例えば、「刻み突きで攻める」「間合いをつかむ」など。

いくつか自分ができるパターンを見つけて、最初はポイントになるならないは別として、「今の自分」に何ができているのか。

そして、そのできることを練習し、試合で出し切ることができたのか。

できなかったのか。

普段の練習で、できていないことは試合でもできないと考えておいた方が良いです。

なのであなたのお子さんが今すぐにするべきことは、いつも負けてしまう相手を研究する。

そして技のレパートリーを増やし、自分の得意技を1つ作り、自分のスタイルを決める。

自分から攻めたり、守ったりしながら、同じ技を3~4回続けて出してみる。

もしかしたら、相手はまた同じ技がくると思わず、その技に反応できない可能性もあります。

相手の動きを崩しながら、同じ技で攻めると相手は結構嫌がります。

なのであなたのお子さんも、試合のパターンをいくつか作り、自分に合った練習を取り入れみてください。

そうすれば、絶対に勝てる選手に変われます。

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