「みんな子どものサポートってどうしているの?」
「子どもの夢を一緒に叶えてあげたい」
「サポートの仕方がわからず悩んでいます
子どものサポートをしているけど上手くいかないと悩んでいる親御さんは多いです。加えて、空手を教えるのが難しいと抱いている方も少なくないでしょう。
とはいえ、子どものサポートをできるようになり試合で勝たせてあげたいですよね。
この記事では「子どものサポートをできるようになりたい」と考えている方に向けて、
- 空手の試合で活躍する選手の親が心がけている3つのルール
- 子どものサポートが難しい理由
- 空手が上達するために親が子どもに絶対にしてはいけないこと
などを解説します。
最後まで読むことで、サポートの仕方が掴めるでしょう。
2000人以上の空手未経験の親御さんの相談に乗ってきてよく聞かれることを紹介しますので、ぜひご一読ください!
空手の試合で活躍する選手の親が心がけている3つのルール
空手の試合で活躍する選手の親が心がけている3つのルールがあります。
- 練習中は子どもを見守る
- 周りの子や兄弟と比較をしない
- わからないことはちゃんと先生に質問をする
具体的にどのような内容なのか、詳しく見ていきましょう。
練習中は子どもを見守る
道場の練習で、必要以上に親御さんが口出しをしてしまっている方もいます。
道場によっては、練習中に親が子どもにアドバイスしたり教えるのを禁止している道場もあります。
あるいは、全て先生の指示に従うことという規則がある道場もあります。
基本的にお子さんの練習中に口出しをするのは先生から見ても印象はあまり良くありません。
道場で指導をしているのは先生であり、あくまでも空手の練習をしているのはお子さんです。
仮にあなたが道場の先生だとどう思いますか。良い気持ちにはなりませんよね。
練習を見ていると口出ししたくなる気持ちもわかりますが、練習中にチラチラ親の方を向き確認している子を見るとどう思いますか。
またあの子お父さんの方を見ているわ
と気になりますよね。周りの子も集中できなくなってしまうのです。
もちろん休憩時間中にこっそりとアドバイスする分には問題ないでしょう。
私が言っているのは子どもが練習しているときにアドバイスをするのは良くないということを言っているんです。
例えば、練習中に試合形式で練習している際、子どもが負けてしまったときに、「なんであんな攻め方をしたんだ」とか「なんで言う通りにできないんだ」といった、練習の雰囲気を壊すような声掛けをしてしまっている保護者の方もいます。
子どもの顔から笑顔は消えてしまいますよね。怒られながやる練習って本当楽しくないんです。
休憩中のアドバイスとして「○○しろやこうしろではなく、選択肢として○○があるよ、どうかな」と子どもに考えさせるような提案をしていきましょう。
練習中は他の子どもも一生懸命に練習をしているので道場全体の雰囲気を崩さないように配慮する必要もあります。
ですので、お子さんが道場で練習しているときは、そっと見守ってあげましょう。
口出しやアドバイスは練習以外でするのがおすすめです。
周りの子や兄弟と比較をしない
道場の練習をみていると周りの子やきょうだいで比較をしてしてしまうこともあるでしょう。
あの子はできるのになんでできないの?
子どものできていないところについつい目が行きがちです。
頭では比較してはいけないと思っても比較してしまう。
空手だけでなく、学校生活も同じなんですが、周りの子と比較されている子どもで伸びている子をみたことがありません。
なんのためにお子さんは空手を習っているのでしょうか。
「親御さんのプライドを守るため?」
「親御さんの承認欲求を満たすため?」
違いますよね。空手を通して自信を持って欲しいとか、大事な人を守れる大人になって欲しいとかいろいろありますよね。
周りの子と比較をするために子どものサポートをしているわけではありませんよね。
それに周りの子と比較ばかりしてしまっていると、子どもの良いところを見逃してしまったり、頑張りを認めることができなくなってしまいます。
頑張りを認めることができなくなってしまうと、お子さんは、あなたを「自分のことを見てくれていない」と感じるようになりあなたと距離をおくようになるかもしれません。
もし今少しだけお子さんと距離ができているなぁと感じているのであれば、周りのと比較をするのではなく、1ヵ月前のお子さんと比較をして成長しているか?
成長をしていないのか。を比べてみてください。
比較クセは終わりのない思考です。
だから、お子さんが試合で勝てるようになるためにもお子さんの過去と比べるようにしましょう。
そのほうが、気持ちも楽になりますよ。
わからないことはちゃんと先生に質問する
子どものサポートをできるようになるためには、空手の知識が必要です。しかし、道場の先生の説明を聞いているとわからないことだらけですよね。
わからないことを先生に確認したいけど、周りの保護者の方が先生に質問しない中、私が質問をしても大丈夫なのかなとか、うちの子そんなに強くないけど先生に聞いてもいいかなと悩み先生に質問することをやめてしまっていませんか。
先生は教えるのが仕事なのでどんな些細な質問でも遠慮なくなんでも聞いてください。
最初から空手のことが全てわかる方はいません。
みんな周りの親御さんと相談したり、先生の話を聞いて空手の知識をつけています。
ですので、質問するのが恥ずかしいとか間違えたらどうしようなんて思わずに積極的に先生とコミュニケーションを取れるようにしていきましょう。
もし、道場の先生とコミュニケーションが取れないという方がいらっしゃいましたら、私に聞いてもらっても大丈夫です。
上記の内容をコピペしてメッセージで送ってください。メッセージを送ってくださると私から直接メッセージいたします。
子どものサポートが難しい理由
子どものサポートが難しい理由は、主に以下2つがあります。
- 情報が多すぎてどれが正解か判断できない
- 先生にすぐに聞ける環境が整っていない
「子どものサポートをできるようになりたい」という方は、ぜひ参考にしてみてください。
情報が多すぎてどれが正解か判断できない
情報化社会でいろんな情報が溢れ返っています。ネットやYouTubeで調べてみると簡単に練習方法が手に入る時代です。
しかし、練習方法が多すぎて子どもに合った練習の仕方がわからないと悩む親御さんも多でしょう。
いろんな情報に触れることは大事なことなのですが、情報を集めすぎてしまうと「なにが正しくて・なにが違うのか」が自分では判断できなくなってしまいます。そのため、空手がわかる方に教えてしてもらう必要があります。
わからない場合はその道のプロに頼った方がいいです!
なお、教えてもらう方は、道場の先生やオンライン指導をしている先生などで問題ありません。
先生にすぐに聞ける環境が整っていない
「いつでも相談してください」と先生に言われ相談してみるけど、返事が何日も返ってこない。先生も忙しそうだからなかなか質問できない。
勇気を出して質問してみたけど「今のままで大丈夫です」と言われてしまいどうすることもできなくなってしまった。
道場では先生とコミュニケーションが取れる環境が整っていない道場も一部あります。
そういう方は、マンツーマン指導や個別相談を受け付けていらっしゃる先生に相談してみると良いでしょう。
空手が上達するために親が子どもに絶対にしてはいけないこと
子どもが空手で上達するためには、親の適切なサポートが必要不可欠です。しかし、良かれと思って行った行動が、逆に子どもの成長を妨げることもあります。
以下は、空手が上達するために親が避けるべき行動です。
- 子どもを煽って練習させる
- 空手の先生になってしまう
- なんでもかんでもやってあげる
それぞれ見ていきましょう。
子どもを煽って練習させる
周りの子や後から入ってきた子がどんどん上手くなる姿をみると焦ってしまいますよね。そこでいろんな練習をさせないといけないと思ってしまい子どもを煽ってしまう方もいます。
しかし、煽って練習させてしまうと子どものモチベーションを下げてしまい、空手に対する楽しみややる気を奪ってしまう可能性があります。
子どもの目標を見失わないようにしましょう。
空手の先生になってしまう
子どもの空手を伸ばすために技術を教える方もいますが、空手の技術を教えるのは空手の専門家である先生に任せておきましょう。
自宅にまで空手の先生がいると子どもも空手を楽しむことができなくなってしまいます。
いろんな技術を学んで子どもたちに教える行動力はとても素晴らしいことなのですが、親御さんはメンタル面やポジティブなサポートを心がけ、励ましの言葉をかけるようにしましょう。
空手の先生は道場の先生だけで十分です。
なんでもかんでもやってあげる
子どもが失敗しないように親が先回りをし何でもかんでもやってあげるという方もいらっしゃいます。
しかし、これでは子どもの自立心を奪ってしまいます。
子どもに失敗させないためにもサポートすることも大事なことのですが、失敗から学ぶこともたくさんあります。
失敗するからこそ成功できるんです。
失敗を恐れずに挑戦できる環境を整えてあげましょう。
最後に
今回は「【解決策あり】子どものサポートが難しい理由3選!サポートできるようになる方法を解説」をしてきました。
子どもの練習をみていると親のほうが熱くなってしまうこともあります。
しかし空手を習っているのは子どもたちです。
子どもたちのことを思うと不安や心配・焦りが出てしまう気持ちもわかりますが、子どもをそっと見守ってあげるのも親の役目ではないでしょうか。
子どもの頑張りを陰でそっと見守ってあげていると子どももあなたの期待に応えてくれるようになります。
子どもは子どもなりの練習のやり方があるので、口出しをしそうになったときはぐっと堪えて見守ってあげましょう。