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【こんなときどうする?】子どもとの接し方が分からないと悩む親御さんへ

「最近子どもへの接し方が分からない」
「子どもが何を考えてるのか分からない」
「どう声かけをしたらいいのかわからない」

と悩むことはありませんか?

私が教えている親御さんたちも子どもの接し方がわからないと悩んでいる方が多いです。

私もいろんな生徒を教えていますが、子どもたちの年齢が上がると共に、子どもの考えていることが分からない…と悩む時期もありました。

今は生徒や親御さんと、何でも話せる関係を築くことができています。

実際に私も悩んだ時期があるのでわかるのですが今回は

  • 子どもの考えていることや本音が知りたい
  • 子どもと何でも話せる関係になりたい

と今よりも親子関係をスムーズにできるようになりたいと思っている方に向けて、子どもとの接し方についてお話していきます。

悩んでいるのはあなただけではないので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!

目次

子どもとの接し方が分からない…と感じる3つの原因

子どもが小学生になったり、いろんな習いごとを始めたりした途端、子どもとの接し方が分からないと感じる親は意外と多いです。

なぜ子どもとの接し方が分からないと感じるのか、主な原因3つあります。

  1. 習いごと関連の友人ができた
  2. 子どもがゲームやYouTubeに夢中で会話が減った
  3. 子どもの成長とともに、適切な距離感が分からなくなった

やはり『生活リズムの変化』や『興味の対象』『子ども自身の成長』というのがポイントとなりそうです。

1つ1つ詳しく見ていきましょう。

スポーツなどの習いごと関連の友人ができた

子どもが習い事を始めたりすると、当然ですが『友人関係』も広がっていきます。

また、週に何度も練習があったりすると、子ども自身も放課後は練習が優先!になってしまいがちです。

とりあえず宿題をやって、終わったら練習に行くわけです。

共働きの家庭で子どもが小学校高学年くらいになると、自分が仕事から帰ってくる前に『子どもが習いごとに行って帰ってくる』ことも多くなりますよね。

そうなると、尚更子どもが何をして放課後の時間を過ごしているのかが分からなくなってしまうのです。

ゲームやYouTubeに夢中で会話が減った

いつの時代も、子どもの好きな遊びにはゲームがあります。

私が小学生の頃には、ゲームボーイ(ポケモン)やプレステ2が人気でしたね。

昔はテレビゲームが主流でしたが、近年ではゲームアプリやオンラインゲームなど、それぞれが自宅にいながら一緒に遊ぶスタイルのゲームが多いですよね。

また、毎日のように更新されるYouTubeの動画も、現代の子どもたちには『なくてはならないもの』でしょう。

私の生徒も、ゲームアプリやYouTubeは毎日やって(見て)いると言っています。

子どもにとってゲームやYouTubeの動画はめちゃくちゃ魅力的なものなので、つい夢中になり過ぎてしまうのかもしれませんね。

子どもの成長とともに、適切な距離感が分からなくなった

小学生といっても、低学年のうちはまだまだ子供ですが、高学年になると大人に近づいてきます。

それは当たり前のことなのですが、子どもが思春期を迎えた頃から、子どもとの距離感が分からなくなったと感じている親御さんもたくさんいます。

具体的には、

  • 手を繋がなくなった
  • 一緒に出かけなくなった
  • 友達といるときにあだ名で呼ばないでと言われた

などの意見があります。

小さい頃は休みの日にも一緒にお出かけしたり、手を繋いで公園に行ったりしていたのに、いつの間にかそれらすら嫌がるようになり、子どもとの距離感が掴めないようになるという親御さんも中にはいらっしゃいました。

子どもとの距離感って本当に難しいですよね。

子どもに聞いた!親との会話が減る理由

子どもとの接し方が分からない親の悩みの多くは、『子どもとの会話が減った』『子どもの考えていることが分からない』といことです。

これらを踏まえ、私が教えている子どもたちを中心に、なぜ親との会話が減るのか?について理由を聞いてみました。

全てのお子さんに当てはまるとは限りませんが、親との会話が減ることに関して、子どもには子どもなりの理由があったんです。

  1. 親があれこれ詮索してきて嫌だ
  2. いつまでも子供扱いされたくない
  3. 自分の話をちゃんと聞いてくれないから、話したくなくなる
  4. 友達と遊んでるときに色々言われても困る

などと答える子どもたちが多かったです。

4つの理由を詳しくみていきますね。

親があれこれ詮索してくる

ある程度の年齢になると、子どもは子どもで『あれこれ詮索されたくない』という気持ちが芽生えてきます。

特に小学校高学年以上になると、あれこれ詮索されると『疑われている』『信用されていない』と感じる子もいます。

私たち大人でも他の人にいろんなことを詮索されると困ってしまいますよね?

それは子どもたちも同じなのです。

いろいろ聞きたくなってしまう気持ちもわかるのですが、そこはグッと我慢して、子どもたちから話してくるのを
待つようにしましょう。

子ども扱いされる

周りの友達と比べて、自分の親が過干渉してきたり、自分が子ども扱いされることを嫌がる子もいます。

特に、今はスマホやタブレット、ゲーム機などでもインターネットを通じて友達とやり取りできる時代。

「人は人、自分は自分」とはいえ、子どもにとっては、友達と比べて自分はものすごく子ども扱いされている、と感じるのが恥ずかしいのです。

また、お父さん・お母さんと話していると、上から目線で話されるのがイライラするという子も中にはいました。

子ども扱いされるのが嫌で、親との会話が減ったという子は意外と多いみたいです。

親が話を聞いてくれない

そして私的に驚いたのが、『親が話を聞いてくれない』という意見でした。

親としては、仕事や家事の合間を縫って子どもと話そうとしているものの、子どもにとっては『話を聞いてくれない』と感じているようです。

親と子どもの間での、温度差を感じてしまいますよね…

子どもからすると、自分が話しかけたときに『ちょっと待って』『えー、何?』などと言われたことがきっかけで、『親には話しかけるべきじゃない』と思い込んでしまったのかもしれませんね。

やることがたくさんあるんだから仕方ない、と思うかもしれませんが、子どもからするとそんなのはただの言い訳にしか聞こえていないのかもしれませんね。

だからこそ、子どもたちと話をするときは一旦やっている手を止めて、子どもたちの目をちゃんとみて話を聞くようにしてほしいです。

友達と遊んでるときに話しかけてくる

話しかけるタイミングという点では、子どもの立場からも『今は話しかけないで』というときがあるようです。

例えば、友達と一緒にゲームをしているときや、リアルタイムのYouTube動画を見ているときなど、子どもにとっては大切な時間。

親からすると『後でもできるのでは』と感じてしまいますが、子どもにとっては『今しかできない』のです。

話しかけてほしくないタイミングで声をかけられ、子どももイライラしてしまい、それをきっかけに会話が減っていってしまうのかもしれません。

子どもとの接し方【解決法】

それでは、子どもとの接し方が分からない…と悩む親御さんに向けて【解決法】を紹介します。

子ども目線での意見(親との会話が減る理由)も分かったので、それを踏まえて解決策を見てみましょう。

  1. 『子ども』ではなく『1人の人間』として扱う
  2. 毎日少しの時間でもいいので、コミュニケーションの時間を作る
  3. 同じ目線で話をする

①:子どもではなく1人の人間として扱う

1つ目は、子どものことを『1人の人間』として扱うということです。

実はこれ、当たり前のことなのですが、多くの人ができていないことでもあります。

子どもはあなたにとって、何歳になっても子供であることに変わりはありません。

親として子供を守る義務というか、使命感のようなものがあるのも分かります。

しかし、何歳であっても、誰でも『1人の人間』だということも忘れてはいけません。

子どもだから、何かあってからでは遅いからと心配するのは当然ですが、心配するのと過保護は違います。

子どもは自分とは別人格の人間だ、ということを忘れず、『失敗してどうしようもなくなったときに頼ってくれればいい』くらいの心の余裕が持てるといいですよね。

②:毎日コミュニケーションの時間を作る

お互いに忙しく過ごしている中でも、毎日少しでいいのでコミュニケーションの時間を作りてほしいです。

これは私の家でもやっていたのですが、毎日夕食は家族全員で取るようにしていました。

お子さんが小学生のうちは、夜出かけることもないでしょうから、夕飯を一緒にとることは可能ですよね?

そして、夕飯のときには『スマホやタブレットは禁止』を徹底します。

それは子どもだけでなく、大人も同じです。

スマホやタブレットではなく、お互いに顔を見ながら食事をし、今日あったことを子どもと一緒に振り返ってみましょう。

1日30分程度の時間であっても、顔を見ながら話をすると一気に心の距離が縮まりますよ。

食事の間にしか聞けないような話もありますからね。

③:同じ目線で話をする

そして一番気をつけてほしいのが、子どもと同じ目線で話をするということです。

大人になると、つい子どもの悩みを『くだらない』『そんなことで悩むんだ』と感じてしまうこともありますが、それは子どもからすると『バカにされている』と感じてしまうのです。

昔の自分もそんな時があったんだなぁ…と思いながら、子どもの目線に合わせて話を聞いてあげてください

また、子どもが好きなYouTubeの動画や習い事などについて、親自身が興味を示し質問してみるのもありです。

『その人って、この間○○に出てた人?』と聞いてみたり、興味を示すと、子どもは途端に嬉しそうな顔をします。

そして、得意げになって自分の知っていることを教えてくれるんです。

親であるあなたが子どもの好きなことに寄り添うことで、会話も一気に弾んでいきます。

子どもとの接し方がわからなくなる前にできること・やるべきこと

子どもとの接し方が分からない…と悩む前に、家庭の中でルールをしっかり決めておくことも大切です。

こちらは、私が教えている生徒の親が実際にやっているルールなので、参考にしてみてください。

  • 挨拶は必ずする
  • 出かける時は、『誰とどこに』『何時に帰る』を必ず伝える
  • 食事のときにスマホやタブレットは使わない
  • ゲームやYouTubeを見る時間を決めておく

基本的なことではありますが、いざやろうと思うとなかなか難しいです。

いきなりルールを作ると子どもも困惑するかもしれないので、できることなら子どもが小さい頃から始めておくといいですよ。

また、知り合いの家では、子どもが小さい頃から一人の時間を作るようにしている、と言っていました。

お互いに一人の時間ができることで、親と顔を合わせるときには自然とたくさん話ができるようになるそうです。

ぜひ、試してみてくださいね!

まとめ:会話が減るのは子どもの成長の証!過干渉せず見守ることも大切

子どもとの接し方が分からないと悩むのは、子どもが成長している証です。

いつまでも小さい子どもじゃないんだな、と改めて感じるきっかけになるでしょう。

それでも、大切なことや本音で話せる関係を維持することは可能なので、子どもとの適切な距離感を見つけてみてください。

物理的な距離はあっても、心の距離はないのが理想的です。

あなたとお子さんにとっての、適切な距離が見つかることを願っています。

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