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子供が空手の練習を自宅でしないとき親ができること

こんにちは

めぐ@丁寧な空手家育成教室(@karateOlympic)です。

私は、小学校1年生から空手を習っていましたが親から一度も「練習をしなさい」と言われたことがなかったんですよね。

道場は、家から車で10分かからない場所にあり、行き帰りは走って行ったり、自転車に乗って行ったりしながら体力作りをしていました。

唯一父親から言われたのが

[word_balloon id=”4″ position=”L” size=”M” balloon=”talk” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true”]練習をサボれば元の状態に戻るまで、3日はかかるからどんなにきつくても30分は毎日練習しなさい。全国大会に出るなら人と同じことをしていても勝てないぞ。[/word_balloon]

と言われたことがあります。

これ以外の言葉は親から言われたことがありません。

「今日学んだことが明日できるようになる」なんて魔法の練習方法はありませんので、毎日コツコツ練習を積み重ねていかなければなりません。

空手はある意味修行ですね。

私は空手が大好きで、練習がめちゃくちゃ楽しかったんですよね。

自宅で練習をするとのめり込み、30分~1時間くらいは当たり前に練習を毎日していました。

小学生の頃の私は、朝の7時45分には登校し、帰宅後は宿題をし友達と遊ぶのが日課。

道場の日は帰りが22時を過ぎるのが当たり前でした。

それでも道場に通うのは苦ではありませんでした。

いくら空手が好きと言っても自宅で、自ら毎日練習をするという低学年の子は少ないはずです。

遊び盛りだし仕方がないのかも知れませんが親としてはどうにかして練習をして欲しい。

私が声かけをしないと一切自宅では練習しないと悩んでいますよね?

空手が今よりもうまくなる方法は毎日練習をすることです。

毎日少しでもいいので練習をすることにより、昨日のお子さんより成長ができるようになるんですよ。

そこで今回は、空手の練習をしない子が毎日五分継続できる練習方法を紹介します。

目次

空手の試合で勝てるようになれば自分から練習をする

道場には楽しそうに通っているのに、自宅では全く空手の練習をせず、YouTubeをみたりゲームをしたりして練習を全然しない。

もっと家でも練習してよ!!」とお子さんの姿を見て、イライラすることってありませんか?

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と練習をしない我が子をみて怒ってしまう。

まさに私の妹が練習をしないタイプでした。

空手を習い始めた頃は、姉妹仲良く一緒に空手の練習をしていたんですが、姉妹で練習をすると、気がついたら手加減をしないからと言って喧嘩になったりもする。

なので、きょうだいでの空手の練習は成立しにくいです。

それで親に怒られたり…していました。

あなたのお子さんも、こんな経験をしたことはありませんか?

空手を習い始めたばかりの頃は、習うことが全て新鮮なので自ずと練習をしたくなるもんです。

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と、習いたてのときは先生も熱心に指導をしてくださるので、練習が楽しいです。

先生も教えてくれるんで、練習を頑張ろうってなるんですよね。

しかし、練習がどんどん進んでいくと習える技も限りがあり、飽きてしまう時期が必ずきます。

習い始めた頃は全てが新鮮でどんどん新しい技を習いたくなります。

でも練習内容が毎回同じになってくるとだんだんと練習に行くのも嫌になり、自宅となると尚更練習をしたくなくなるんですよね。

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と思ってしまいますよね?

でも、自宅で練習が続く子は1割しかいません。

それほど自宅での練習は難しく、相当な目標がない限り低学年の子が自ら練習をするってことはありません。

なので最初はハードルを下げて、5分でいいので毎日継続できるようにしてみるのはどうでしょうか?

あなたの常識を覆してしまうかもしれませんが、ハードルを下げると練習しやすくなりますよ。

自宅での練習時間と環境作りがカギとなる

私の両親は二人とも空手未経験者でした。

空手未経験者の両親がどうやって空手の知識をつけていたのかといいますと、親同士の横の繋がりをめちゃくちゃ大切にしていたんですよね。

絶対道場に行けば考え方が似ている保護者が必ずいます。

そういう方と仲良くなり、質問しにくいことを2人で聞きに行ったりしていたそうです。

先生に、親1人で聞きにくとなると周りの保護者の方の目線が気になるし、勇気がいると思うので、2人でいくと心強いですよね?

そうやって横の繋がりを大切にしながら、試合に行けば他の道場の先生に挨拶をしたりしながら、情報収集を親なりに頑張っていたそうです。

人との繋がりを大切にすることにより、親自身が空手の知識を習得していた。

そのおかげで、私はとても恵まれた環境で空手の練習が出来ていました。

親の知識が子供の試合を左右すると言っても過言ではないのかと思います。

だから結局、空手経験のある親の子どもが勝ってしまうんですよね。

今まで空手の知識を習得出来なかったのはあなたのせいではなく道場で聞ける人がいなかっただけなのです。

あなたにしっかり教えてくれる指導者がいなかっただけなのです。

だから、あなたにはしっかり私と一緒に空手の知識を学んで行き、お子さんをサポートできる親になって頂きたいです。

あなたは試合が近くなると、やることが多すぎて焦ってしまいますよね?

あなたが正しい方向性で行動ができれば、お子さんは絶対に伸びます。

とはいっても空手経験のない親にとっては、試合前日までちゃんと練習をしないといけないと思ったりもしますよね。

私も、試合前は23時まで道場で練習したりすることもありました。

当時を思い出してみると、父親が空手用のマットを買ってくれたり、ミットを買って練習をしたり、駐車場を道場代わりに使用していた記憶もあります。

でも、小学校低学年の頃は、自宅で練習をやっていた記憶はありません。

ほとんど、学校の友達とゲームなどをして遊んでいました。

しかし、幸い先生が道場を二つ持っていたので曜日が違う日でも、練習に参加できる環境があったんですよね。

一番お子さんが空手の練習をするようになる秘訣は、練習ができる環境を作ることです。

そのため自宅に空手の練習場を作ってみてはいかがでしょうか?

それともう一つは、親と一つだけ約束をしていたことがありました。

良くないとおしゃる方もいるかもしれませんが、私は親と試合で優勝すれば欲しい物を買ってあげる。

全国大会に出れば、ディズニーランドとディズニーシーに連れて行ってあげるから勝てるように毎日30分は練習するようにと約束をしていました。

小学生でも放課後は宿題に友達との遊び、他の習い事をしていると空手の練習に割く時間は限られてしまいます。

そこで夕食前の30分は練習をしようという事で自宅での練習に取り組んでみました。

やっぱりただ練習をしなさい!というのではなく、〇〇の前までに練習を終わらせようね。

毎日同じ時間帯に練習をすることがポイントとなります。

私の場合は、母親が夕食を作る間は練習をするということを決めていました。

そして、目の届くところに空手の防具をいつも揃えておくというとをしていました。

自宅で空手の練習をするということが目的だったので、いつでも手に取れるように防具は常に並べていたんですよね。

そして母親が帰ってきて、夕食を作り始めると気がついたら勝手に練習をするようになっていました。

30分なので、ストレッチを入れると移動稽古、基本形をするくらいで終わっちゃうんですがね。

組手の練習は一人ではできないので、父親がいるときは、一緒に練習をしていました。

30分の練習ですが、道場より自分に合った練習ができるのでかなり練習内容も濃ゆいものになり、これを毎日続けるというのはかなりの効果があった。

そのため、道場に行くより、自宅での練習の方が次第と楽しくなってしまったんですよね。

なんでもそうですが、毎日続けるというのは大人でもなかなか難しいことですよね?

子どもなら、なおさら自分から毎日練習を継続するのは難しいです。

やはり最初は親御さんの声かけがないと練習はしません。

なので、いきなり1時間の練習をするのではなく、毎日突きを10本は必ずやる!とか小さいことから積み重ねてみてください!

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と思われるかもしれませんが、毎日継続して突きをすれば1ヶ月で300本突いたことになります。

300本ってすごくないですか?

そして空手の練習が習慣化すれば、毎日歯磨きをする感覚で練習をするようになります。

ここまでできたらあとは、回数や時間を徐々に増やしていくだけです。

空手の試合

毎日自宅で練習をして結果がでるのは、早い子で1ヶ月。

基本的には3ヶ月はかかります。

なので、試合の3ヶ月前くらいから毎日自宅での練習も必要になってきます。

とくに、4月、5月は大きな大会がありそこで、全国大会の切符を手に入れられるのか決まると思います。

試合シーズンはとにかく休むことなく、毎日3時間の練習を土日休まず練習をしていた記憶があります。

できない技ができるようになると毎日めちゃくちゃ楽しいし、毎日練習をしても全く苦ではなかったんですよね。

試合が終わったら、帰りの車の中で試合の振り返りをしていました。

試合で、感覚が掴めるようになると、楽しみが増すんですが、この試合の感覚を掴むまでが上り坂なので苦しんです。

まるで坂道を必死に駆け上がるイメージです。

でも、逆にこの坂道を最後まで登り切ることができれば、後は降るだけなので、「最後まで踏ん張り切れるか」どうかでお子さんの試合結果に直結します。

練習すればするほどお子さんはどんどんうまくなっていきます。

私が指導をしている生徒で、ゲームやYouTubeばかりをみて、空手の練習を全くしない子に、練習でゲームを取り入れたらびっくりするほど食いついてきて練習をするようになりました。

子供って好きなことがあればなんでも熱中するんですよね。

最後に:子供が自宅で練習をするようになるには

空手は今日練習したからと言って明日すぐにうまくなるというものではないので、成果がすぐに見えずもどかしさを感じます。

親としては月謝も払っているし、仕事終わりのきついときに、家事をして道場に送り迎えをする。

道場に行けば、練習しない子どもを見ると正直イライラする事もあるでしょう。

私自身、練習をサボっている姿を父親に見られたときは、父親から厳しく怒られていました。

空手を習った以上、試合で勝って欲しいと願うのが親なので、怒られて当然だったのかもしれません。

でも、今のお子さん達には空手を嫌いにならないで欲しいんですよね。

今のあなたに出来る事は環境を整えて少しでも空手の練習をしやすくする。

そして、お子さんに合った練習をさせてあげることです。

子どもが得意げにママ見ていて!と技を見せてくるときもありますよね。

その時はそっと側で見守ってあげてください。

お子さんが空手の練習をしなくて困っている方は、まずはお子さんと空手の練習する時間を一緒に決めてみると良いでしょう。

そして1日に長い時間練習するのではなく、五分間を毎日継続する。

すると空手の練習が習慣化されます。

最初からうまくいかずにイライラしてしまうかも知れませんが、お子さんを暖かく見守ってあげるのも親の役目ではないでしょうか?

「練習しなさい」という言葉は絶対にNGで子どものやる気をなくしてしまうので、ぜひ前向きな言葉を言うように心がけてみてください!

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