「道場を変わりたいけど簡単に変わることができない」
「道場を変わりたいと先生に話してみたら、道場を辞めるなら試合に出られなくするぞと脅されてしまい、道場を辞めることができなくなってしまいました…どうしたらいいですか?」
「先生の贔屓や差別が酷くて道場を変わろうと悩んでいます…」
道場に通っていて道場を辞めたくなる瞬間ってありますよね。
私も道場を3回変わってきたのでわかります。
この記事では、どうしたら「円満に道場を辞めて移籍できるのか?」について解答していきます。道場を辞めるか悩んでいる方は「伝え方」も紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。
動画の方がわかりやすいよって方は動画を拝見してくださると嬉しいです。
過去の私も道場移籍で揉めた話
実は、私も小学生のときに道場移籍で 先生と揉めた経験があります。
私の場合は、学年が上がるにつれ 道場に練習相手がいなくなり 後輩の面倒ばかりみていたんです。
自分の練習ができず嫌になり、勇気を出して先生に
もっと強くなりたいので出稽古に行きたいです。
というも、反対されてしまい、なんで反対されたのかがわからず 両親に相談したんです。そしたら父親の知り合いに空手を習っている お父さんがいたので、そのお父さんに 出稽古に行ってもいいかを聞いてもらい 出稽古に行けるようになったんです。
でも、道場の先生に相談すると 怒られることがわかっていたので 先生にバレないように相談せず こっそり出稽古に行ったんです。
そしたらなんと、出稽古に行ったことがバレてしまい 道場の先生に怒られてしまったんです。
なんで出稽古に行くのに黙っていくんだ !
ちゃんと伝えなさい。
と言われてしまいました。
でも先生にちゃんと伝えても反対しますよね?
と言ったら
もちろんそうだ!反対するに決まっているだろ
と言われてしまい 先生と話しているうちに ここの道場にいても強くなれないと悟ったんです。
だから思い切って
練習相手もいないし出稽古に行けないなら道場辞めたいです。
と伝えました。そしたらなんと
道場を辞めるなら試合に出られないようにするぞ
と 脅され道場を簡単に辞めることができなかったんです。
このようにして、道場の先生に辞めたいということを伝えても 怒られてしまう可能性って凄い高いですし、人間関係も悪くなってしまう可能性の方が実は高いんですよね。
だから今のままあなたの気持ちをドストレートに空手道場の先生に伝えても、空手道場の先生には伝わりません。
それどころか関係が悪化して そのあとのお子さんの空手人生に、響いてしまう可能性もあります。
実際に私のLINEで相談してくださる親御さんの中にも
他道場の先生に〇〇が来たら受け入れないようにしてくれと言われ道場を変われません
他道場の先生に〇〇が来たら受け入れないようにしてくれと言われ道場を変われません
子どもがどうせお前は強くなれないんだよと空手道場の先生に言われてしまいました
と 悩む親御さんが非常に多いです。
今の話を聞いてもしかしたら
え?ほかの道場もそうなの!
そうそう私も言われたことがあります。だから本当に悩んでいるのです。
こういう情報は表ではあまり出にくいかもしれませんが、どの道場も似たようなことを、空手道場の先生から言われている保護者の方もいらっしゃいます。
空手道場を変わりたいと思っているのは先生の方針が合わなかったり、その道場に魅力がなくなってしまったからですよね。
辞めるからといって脅す先生も中にはいますが、保護者と子どもたちは先生の所有物ではありません。
ここを勘違いしてしまっている先生って一部いませんか。
本来、空手道場の先生は子どもたちに道場を変わってほしくないと思うのであれば自分の指導を改め指導力を磨き保護者の意見をちゃんと聞いて改善していく。
これが道場全体がよくなる方法だと思うのですが、私は今回のように 「道場を移籍したいです」という相談内容を聞くたびに毎回物凄く胸が痛くなります。
なので私もなんとかして親御さんを救いたいと思って親御さんたちにアドバイスしているんですが、実際に簡単に空手道場を辞めることって 難しいですよね…
もっと簡単に空手道場を辞められる方法はないのか?と悩みますよね。私もそうだったんで あなたの気持ちがよくわかります。
ですがこれから話す内容を実践してくだされば揉めることなく円満に道場を辞めて移籍することも可能になります。
実際、今年に入り私に相談してくださった方の中で3人の方が道場を移籍し楽しく子どもが練習できるようになりました!と嬉しい報告もいただいております。
むりに先生が引き止めることもなくなるんです。
まず、あなたに1つだけ意思確認したいのですがあなたは周りの人に反対されても本当に子どもを移籍させる覚悟はありますか?
周りから「辞めた方がいいよ」と止められてもあなたの意思を曲げずに「道場を辞める」って周りの人を説得できますか?
もしも
- 不安です
- 説得できません
- 周りの目が気になります
と少しでもそう思ってしまっているのであれば 道場移籍はしない方が良いです。
何かを得るためには、何かを犠牲にしなければなりません。
これはなんでもそうですよね。
だけどあなたのお子さんのために、今よりも上手くなる環境があって道場移籍しようと悩んでいるのであれば、周りの目は気にしなくていいのであなたの良心に従ってください。
もしも、少しでも迷いがあるのであれば 道場は本当に変わらない方が良いです。
最終的に辛い思いをしてしまうのは お子さんなんです。
なぜ私が、ここまで言っているのかというと私自身も道場移籍した経験があって、いろんな先生と試合会場で会うたびに「なんで〇〇の道場を辞めたんだ」とか心ない言葉もたくさん言われてきたし辛い思いもたくさんしてきたからです。
ですのであなたのお子さんには辛い思いをして欲しくないので何度も伝えています。
私の中では、道場に残ることにより自分が下手くそになり勝てない未来が見え怖くなったんで環境を変えて一から学び直すことにしたんです。
覚悟を決めていたからこそ私は諦めずに乗り越えることができたんですが、それを乗り越えられるだけの覚悟が今のあなたとお子さんにはありますか?
ちょっと厳しいことを言ったかもしれませんが、ただ空手の試合とかでは他道場の先生とかと会う機会もあるので、そういった冷たい目で見られてしまうこともあるんです。
だから絶対に 「ここの道場を変わって、試合で結果を残していく」っていう思いがあるのであればこの先のことをぜひ実践して道場移籍をしてください。
では、実際にどうすればいいのかといいますと空手道場の先生に
子どもが他にやりたいことが見つかったんで道場を辞めさせていただきます。
と伝える ことです。
ここで「他道場に移籍をしたいので 道場を辞めさせてください」とドストレートに先生に伝えてしまうと先生も「急に何を言い出すのか?」と怒りが込み上げてきてしまい心ない言葉を言ったりすることもあります。
だから、先生のプライドを傷つけないようにするためにも 他道場に移籍したいということは一切伝えず 「子どもが他にやりたいことができたから」と伝えるだけで 先生は止めることができなくなってしまうのです。
でも、本当にそれで 空手道場を辞めることってできるんですか?
と思われた方もいるかもしれませんが私がちゃんと教えた人の中で3人中3人の方。
つまり全員が円満に 空手道場を辞めることができています。揉め事も今まで一切ありませんでした。
だから「道場移籍したいです」とドストレートにいうより先生のプライドも保たれるしスムーズに道場を辞めることもできるのでおすすめしています。
ここまで読んでみてもし「不安」ですという方は、今のまま道場を変わらなくても良いでしょう。
今のままで本当にお子さん上手くなれますか?
お子さんが空手を辞めない限りずっと後輩の指導をしたり自分の練習ができず、他道場の同級生に抜かされ試合で勝てなくなってしまった。
負けたことがなかった相手に勝てないようになってしまったという子も中にはいました。
もしかしたら、小学生の間は子どもに我慢させて「今の空手道場に通わせます」という親御さんもいるかもしれません。
別にそれは家庭の事情などもあると思いますので、それぞれの家庭の中でしっかり話合って決めてくだされば全然問題ありません。
でも、少しでも
今の道場にいても大丈夫なのかなぁ。
先生との関係や環境の中で
今のまま空手の練習を続けていても本当に子どもが上手くなるのかなぁ。
って少しでも疑問を持たれているのであれば 私の経験からすると道場を移籍する方がいいと思います。
実際に私は、親御さんたちに
お子さんの将来を大切にしてください。空手道場の先生はあくまでも空手の技術を教える先生でありお子さんの人生の責任までとってくれませんよ。
と伝えています。 伝えると結構驚く方もいらっしゃいます。
本気で道場を変わろうと思っている方には私の経験も含めお電話でお話しすることもあります。
やっぱり、空手未経験のお母さんたちには空手界の事情や空手道場を辞めたあとお子さんがどうなるのかなどの事例もしっかり知った上で、今の道場を移籍するのかを判断していただきたいからですね。
判断したらあとは 先生に伝えるだけです。
でも、具体的に 「どういうふうに伝えたらいいのかわかりません」って方もいらっしゃるかもしれません ので、まずは準備として 【先生に伝えたいことを箇条書きにして紙に書き出す】ことから始めてみてください。
私が実際に道場を辞めたときは、先生に
空手以外でやりたい部活が見つかったんで 空手をいったん辞めようと思います。 今後、空手をするのかはまだわからないのですが 部活が落ち着いたらまた空手を始めるかもしれません。
と 伝えて道場を辞めたんです。
このときいったん空手を辞めますと伝えるのがポイントです。
最初は先生もいい顔はしなかったんですが 「お前が頑張るならその道で頑張れ」と応援してくれたんです。
だから本気でお子さんの将来を考えている方は、お子さんの空手人生をだいなしにしないようにするためにも今回お話した内容を、しっかりお子さんと話し合い、あなたとお子さんが納得した上で、道場を移籍すると先生に伝えてみてください。
最後に
今回は「周りの目を気にせず円満にもういつの間にか辞めているような状態を作るためにはどうしたらいいのか」というお話をしその解決策もお伝えしました。
実際に道場移籍をしたいけど、どうしたらいいのかわからないとか、私の教えた人の事例を知りたいですとか話を聞いて欲しいです。
という方のために、直接私とやりとりができるようにLINEを載せておきます。
なかなか道場移籍するってことを他の人には相談できないと思いますので、1人で悩んでいる方はぜひ相談していただければなぁと思います。
なので、気軽にLINEにご連絡ください。直接私とやり取りができるようになります。