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子どもが家で練習をしない!親は先生になってはいませんか?

こんにちは

めぐ@丁寧な空手家育成教室(@karateOlympic)です。

いきなりですが、こどもの空手について、あなたはどう思いますか?

楽しんで空手をしている。

あるいは、家での練習を嫌がる。

なんてことはないでしょうか?

[word_balloon id=”2″ position=”L” size=”M” balloon=”talk” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true”]どうせうちの子は長続きすると思えないからそのうち空手は辞めるよ[/word_balloon]

ちょっとまってくださいよ。

本当にそうなんでしょうか?

私は小学生の時から空手をしていましたが正直、練習を積極的にしていませんでした。

親からしたら、費用もかかってるんだし、せっかくやるなら毎日練習してほしいと思いますよね?

いや、「自主練はするものだ!」と思って毎日必ず練習をさせている保護者のかたも中にはいます。

が、現実こどもはなかなか練習をしない・・・

最終的に保護者のイライラが募り、最後に爆発!!!

これって、かなり疲れませんか?

で、結局どうしたらいいのかわからない。

そんな保護者の方に少しでもアドバイスができたらいいなと思いこどもが本当はどう思っているのか、普段こどもが口に出さない私が実際に過去に体験をした、子どもなりの思いを大暴露しちゃいます。

もう何を言っても無駄と思わず、私に五分でいいのでお時間をください。

これを読むことにより子供の真の心を見にくことができるかもしれませんよ!

目次

空手は好き!けど、練習はイヤだ。

300人以上の保護者の方やこどもと関わる中で、こどもの習い事や塾に関しては、様々な考え方があるんだなと色々な人の意見を聞いて実感しました。

特に母親は、自分の行動がこどもの将来を左右するんだなと思っている人も多いのではないでしょうか?

こどもの将来のために!と頑張っている母親の姿をみると何がなんでもそれに答えないといけないと思ってしまいます。

そんなこどもの空手ですが私は近所の先輩に道場に来ないかと誘われて道着に憧れ空手を始めたんですよね。

当時の親は本気にせず、「うんうん。空手かーお母さんもいいと思う」と言って流されていました。

が、私は本気だったのです。

そして、母親が折れ道場に通う許可がでました。

そこから、家から30分くらいの山奥にある道場で稽古する日々が始まりました。

最初は新しいことを覚えることばかりで楽しいし、友達も先輩も可愛がってくれてたんですよね。

しかし、あるときを境に先輩から相手にされず道場に行っても楽しくないし練習相手もいないしで練習には気が乗らなかったこともありました。

空手は家でも毎日練習はしていましたが父親もかなり厳しく優勝しても優勝するのは当たり前だから、中身にこだわれと、試合で勝っても全く褒めてくれなくなりました。

父親は、

[word_balloon id=”4″ position=”L” size=”M” balloon=”talk” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true”]1日サボると取り返すのに3日はかかる[/word_balloon]

というから毎日30分空手の練習はしていましたが、道場には練習相手もいないから伸びるわけがなかったのです。

先輩と練習をしても、自分の方が強くて面白くないし、道場に行く意味はあるのかと?

悩む日々の始まりでした。

こどもが練習をイヤがる理由

私は15年以上空手を続けてきたのでどんな子がどんな悩みを抱えているのかは話を聞けば一発でわかります。

なぜ勝てないのか、普段どんな練習をしているのかをある程度聞いたらそれからどういう練習をしたらいいのかもアドバイスはできます。

とは言っても空手は難しいと思います。

でも、まだ技が身についていない子どもだと、間違っているか合っているかすら分からないんですよね。

そんな時に、「ここが違うよ」と言われると、「黙ってて!!」となります。

組手の練習だってそうです。

相手のタイミングを掴めなかったらタイミングがズレます。

攻めが甘くなったり、突きが中途半端になったり突っ込みが、早くなったり遅くなったり。

でも、真剣にやっているこどもからすると、途中で注意をされると「やめて!!」となります。

本人は一生懸命やってて、できないのは当たり前なのに、できない人が「それはこうだよ」といってくるので、それが イヤ!!!という感じになっちゃうんですよね。

かといって、一人で練習するのは難しく、「お母さんと一緒じゃないと感覚がわからない」というので、一緒に練習をしているとつい、「これはこうだよ」「これはこっちだよ」「この技は?」となり

[word_balloon id=”2″ position=”L” size=”M” balloon=”talk” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true”]黙ってて[/word_balloon]

[word_balloon id=”unset” position=”L” size=”M” balloon=”talk” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true” src=”https://karate-win.com/wp-content/uploads/2018/10/IMG_7547-273×300.png”]なんなの!!じゃあ一人でやりなよ!![/word_balloon]

というと、「できない!!」となります。

こどもの心の中の葛藤


空手は好き。でも上手くできない。

上手くなりたいけどできない。

できないから、練習もしたくない。

練習しなきゃいけないのは分かってるけど、上手くできなくて悔しいし悲しい。

だから練習したくない。

でも空手は楽しい。

でも練習したくない。

できないから。

こどもの心のかはこのように自分自身と戦っています。

私の親もそうでした。

いや、それを直さないとまた勝てないよとついいろいろ言っていました。

とはいえ、たださえやることがたくさんあるの親なのに、その間に洗濯物を片付けたりご飯準備したり洗い物したり、いろいろやることはある…

黙ってる座ってみてるだけなら一人でやればいいのに・・・と思うこともあったそうです。

結局、できないから練習しているのに、「できない事を指摘」されてしまう。

[word_balloon id=”2″ position=”L” size=”M” balloon=”talk” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true”]そんな練習がイヤ!![/word_balloon]
となってしまうんですよね。

たとえ、保護者の方が「アドバイス」のつもりでも、本人が「指摘」と思えば、それは「指摘」でしかなくなるんですよね….

先生は道場一人でいい。

これは空手あるあるなんですが、家にまで先生がいたらこどもからしたらたまったもんじゃありません。

習い事だけでなく、家にまで先生がいると、こどもは辛い思いをしていることもあります。

道場で先生に特には厳しく教えられただでさえ精神を使っているこどもは、せっかく大好きな空手というものを見つけたのに、家で好きに練習できないのって楽しくないですよね。

とはいえ、口出しをしないと決めていても気になるのが親です。

全く家で練習しないけどそれで本当に大丈夫なのだろうか。

ああ、あの部分、少し直せば上手く攻められるのに…

でも、そこはグッと堪えて我慢です。

ことわざにもあるように、好きこそ物の上手なれという言葉が、ありますよね?

意味は、どんなことであっても、人は好きなものに対しては熱心に努力するので、上達が早いということです。

なので今お子さんが自宅で練習しないとしてもきっと道場では黙々と練習をしているはずなので、心配な方はこっそり道場を除いてお子さんにバレないように稽古の様子を見に行って見てはどうでしょうか?

これをすることにより、家に帰ってきたお子さんを「今日練習頑張っていたね、偉いよ」と褒めてあげるだけでも、お子さんのやる気UPにつながります。

やりたいことをやらせてくれた親

私は小学生から空手を習っていましたが、いつも自分から練習していて、親が「練習しなさい!」と言ったことはないそうです。

確かに、私も空手が楽しくて空手の練習をしていないと不安になるしどこかもどかしかった部分があったのを今でも覚えています。

今のあなたは、むきになって

[word_balloon id=”unset” position=”L” size=”M” balloon=”talk” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true” src=”https://karate-win.com/wp-content/uploads/2018/10/IMG_7547-273×300.png”]なんで練習をしないの?

何回言えば練習をするの?[/word_balloon]
と、お子さんには言っていませんか?

お子さんに散々言っているのにいうことを聞いてくれない。

でも、それはどうしてだと思いますか?

私は練習が嫌いと思うことがなかったので母親に聞いてみると、「私は空手のことはわからないけど、試合のビデオを見て私なりに勉強をしているし空手のアドバイスはできるけど、自分から考えさせる組手をして欲しかったから、アドバイスはしてたけど、好きにさせてたよ。ただ、相当空手の試合の研究はしていた」と

そうです。

これは母親の努力です。

私は空手が大好きでした。

練習の時間は、誰にも邪魔をされない私だけの時間でした。

今のお子さんの練習の時間はお子さんの時間になっているでしょうか。

たぶん、あなたの方が注意している時間になっているのではないでしょうか?

たとえ、あなたが毎回注意しているわけでなく、手伝いをしたり、リズムをとるのを手伝ったりしていたとしても、お子さん自身がどう感じているかご存知ですか?

結局はそこにあるのではないかと思います。

あなたにとってはアドバイスでも、お子さんにとっては 注意や指摘に感じているとしたら。

そうなってしまうと、練習は嫌な時間になりますよね?

だって、今の現状を変えて上手にできないから練習するを重ねるのに、その上手にできないと注意されてしまう。

これではお子さんの逃げ場がありません。

これが原因で夫婦喧嘩が絶えない。

空手が原因で夫婦喧嘩をしてしまう家庭がなんと7割も!

これってやばくないですか?

空手のために熱くなるのはわかります。

しかし、夫婦喧嘩をすることによりお子さんは気を使います。

そんなご家庭で空手が上手くなると思いますか?

私の家庭も空手となると父親が熱くなり夫婦喧嘩は絶えませんでした。

気づいたら練習をしている私が夫婦喧嘩の仲介役になったり、もうこれでは上手くなるはずの空手も上手くはなりません。

空手で熱くなれるならせっかく、ここまで「好き!」「やりたい!」と思えるものがあるのだから、温かい目で見守ってはみませんか?

ただ、これまでのあなたの方法はお子さんにとって、応援ではなかったのではないでしょうか?

これからのあなたに気をつけてほしい応援の方法は、お子さんが「教えてほしい」と言われた時だけアドバイスをする。

基本、そばにいてみてあげているだけで大丈夫です。

ただし、「教える」場合でも、注意や指摘ととられる言い方はしない。

あなたは空手の先生ではありません。

ついつい、「そこはこうなんじゃ、、、」と口出ししたくなる気持ちはわかりますがそこは黙って、気長に応援できるように、努力してみませんか?

まずは、なんでもそうですが習い事や勉強も楽しめないと長続きしないですもんね。

 まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回相談があった「うちの子が自宅で練習をしない」という悩みについて私なりの見解をかいてみましたが、少しでもあなたのお役に立てていたならば幸いです。

親だからお子さんが強くなって勝って欲しいのは当たり前です。

しかし、熱すぎると時に行き過ぎた行為となるなでそこはグッと堪えて我慢してください。

そうすることにより、お子さんの本来持っている能力が今以上に開花するかもしれないです。

では、今すぐにお子さんに自宅の練習は楽しいか聞いてみてください!

そこから見えてくる改善点もあります。

せっかく空手をしているのですから夫婦仲良く空手の応援をしましょう。

ぜひ親子で強くなって頂きたいです。

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