こんにちは
めぐ@丁寧な空手家育成教室(@karateOlympic)です。
[word_balloon id=”unset” position=”L” size=”M” balloon=”talk” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true” src=”https://karate-win.com/wp-content/uploads/2019/09/IMG_7550-243×300.png”]空手の突きってたくさんありますが何が何だかわからなくて・・・上手くなるコツを教えてもらえませんか?手の位置やスピードの付け方や練習方法がわかりません・・・[/word_balloon]
今回は空手歴15年、これまで1000人以上の方に指導してきてわっかた突きのやり方と初心者の方が陥っている共通点と練習方法について紹介をします。
実は、道場の先生も知らない1割の人が知っているコツをつかむだけであなたの練習の質が上がる方法も大暴露しちゃいます。
空手の基本的な3つの突きのやり方
空手の突きのやり方と言っても道場や流派によっては教え方も違ってきます。
結論から言うと初心者の方が空手を始めて一番初めに習う突きのやり方を3つマスターすることが出来ましたら全国大会に出場できると言っても過言ではありません。
これは私が保証をします。
正しい上段突きのやり方
上段突きとは、顔面への突きのことをいいます。
組手において最も相手との最短距離から突きを出せる上段突きです。
一番ポイントが取りやすくて初心者の方はまず上段突きをマスターしてください。
それはなぜかと言いますと、上段突きは全ての突きに対して基本技となるからです。
私は小学生の時、道場の先生から「上段突きしかするな」と言われその言葉をうのみにし上段突きだけで全国大会に出場をし、DVDにも載ったくらいです。
それくらい上段突きは大切になってきます。
この技を身に着けることが出来ましたら全国大会でも活躍できると言っても過言ではありません。
なので、上段突きを基本から身に着けることは、空手を上達させる上で必ず必要な技となるわけなのです。
上段突きのやり方は、左右の手をこぶしに握り、左手を突いた状態にまっすぐ伸ばします。
右手はあばらの下(乳の下)まで引き手を取り、突きができる状態に構えます。
これが正しい上段突きの基本的なやり方となります。
上段突きのデメリットは
①前拳が下がりやすくなる
②モーションがつく
③距離感が分らずに突くと反則になる
逆にメリットは
①審判の「始めの」合図で飛び込むとポイントになりやすい
②構えた手を出すだけ
③相手が反応をしにくい
この上段突きをマスターすることができましたらあの荒賀選手のように相手が反応できない光速上段突きだってできるようになるんです
[su_button url=”https://note.mu/megu5050/n/n962ef13e78b5″ style=”3d” background=”#012cd8″ center=”yes”]荒賀選手の上段突きのやり方[/su_button]
正しい中段突きのやり方
中段突きとは水月(鳩尾=みずおち)を目標に突きをします。
水月(鳩尾=みずおち)とは上の写真の位置を指します。
まず、自分の水月(鳩尾=みずおち)の見つけ方は、写真のように両手の平をあてます。
水月(鳩尾=みずおち)がわかりましたら、高さを変えずに右手を握り左手は肩の高さに構え拳を握ります。
その高さのまま右手を脇の部分まで引きます。
このような写真の構えた方が組手の基本となります。
次に右手で突きます。
この中段突きはとにかく腰の回転が必要となります。
この腰の回転が遅くなると突きのスピードも遅くなってしまいます。
なので、中段突きをするときは、腰の回転が必要だということを忘れないでください。
しかしこの中段突きには次のようなデメリットがあります
①組手の中で形が崩れやすい
②相手の上段突きをしっかり見れる動体視力が必要になってくる
③腰が引けて猫背になってしまう
姿勢が悪いといくらスピードが早くてもポイントは取ってもらえません。
それに最近の試合で目にすることがあるんですが、構えを低くしすぎて膝をつた状態で突きをしてもポイントを取ってもらいない傾向になりつつあります。
④上段突きに比べて突きの距離が相手から遠くなるため、スピードが速い選手に中段突きをする場合は自分の間合をしっかり分かっていないと逆にカウンターをもらってしまいます。
⑤スピードが遅いと、前蹴りでカウンターをもらうこともあります。
逆にメリットは
①カウンターを狙いやすい
②突きのつぶしが利く
③相手の水月に決まれば相手へのダメージは大きい
しかしリスクは伴います。
中段突きをやるには、普段から組手で、自分の間合を理解し何度も繰り返し練習をして下さい。
私が実際に組手で中段突きをしていた時は、上段突きをすると見せかけて前拳を払いながら潜り込む中段突きをしていました。
それか、審判の「用意始め」の合図でいきなり飛び込む中段突きをして相手が構えるスキを作らないようにし、相手が反応できないうちに中段突きをしていました。
これは極めて有効な試合運びたと思います。
あなたも是非中段突きをマスターして相手のカウンターに合わせて確実にポイントがとれるように練習をしていきましょう
正しいワンツーのやり方
上段突きと中段突きが分かりましたら最後にワンツーという技です。
上段突き→中段突きを連続で行うのがワンツーです。
まず組手の構え方をします。
まずは上段突きをします。
その後、さらに相手に向かって前足で再度踏み込み中段突きをします。
この動作を早くするとワンツーになるのです。
この場合、ステップは二回行います。
バンッ!バンッ!と言った感じの擬音語をイメージしてくださるとリズム感もつくのではないかと思います。
ワンツーのデメリットは、
①相手の間合が近いと突きの威力がますため反則になりやすい
②リズム感がないと相手に突きがばれてしまい、カウンターを狙われてしまう。
③体力の消耗が激しい
やはりワンツーは連続技になってしまうので、どうしても体力が奪われてしまいます。
逆にメリットは、
①相手の距離が遠くても突きをすることができる
②連続技なので相手が反応をしにくい
③相手を追い込むことができる(後ろに下がる相手には最適な技)
④上段突きと中段突きに分けることができる
例えば、ワンで上段突きをし、ツーで中段突きもできます。
なので上段でも中段でも打ち分けることができます。
その逆も可能です。
中段突きをして上段突きをする。
このワンツーをあなたが身に着けることができましたら特に下がる選手や自分から攻めてこない選手に有効技として使えるようになります。
例え今ぎこちないワンツーだとしても、1か月後には華麗なワンツーを手に入れることだって出来るのです。
後ほど、ワンツーに必要なステップの動画を載せておきますね。
自宅でできる突きとステップの練習方法
空手でスピードのある突きをするためには、脱力ができていなければスピードのある突きはできませんよね?
どうしても試合になると緊張をし、肩に力が入ってしまいガチガチになりスピードがでない方が非常に多いです
私もそうでした。
極度の緊張で頭が真っ白になることも多々ありました。
そんな中、私がよくやっていた緊張のほぐし方は、呼吸法を変えることです。
この呼吸法を変えることによって、脳に十分な酸素がいきやすくなり気持ちも楽になります。
この呼吸法を変えるだけで練習のような試合運びが出来るよいうになるので緊張しやす方は是非一度やってみて下さい。
スピードを出す練習方法
組手の命は突きです。
この突きが遅いと、カウンターで負けたり、相打ちで負けたりもします。
この練習方法をあなたが身に着けることができましたら、もう
「相手に打ち負けない」
「威力のある突き」をすることが出来るようになります。
しかしあなたがいまのままこの練習方法を身に着けることができなかあったら、あなたは一生「突きのスピードが速くならない」っと言っているでしょう。
ではさっそく練習内容にはいります。
まず鏡の前に立って突きをして下さい。
始めは、突きの位置をゆっくり確認します。
それからだんだんとスピードを上げていきます。
「待ってくださいよ!これが練習なんですか」と思われたかも知れませんがこれが練習なんです。
用は、鏡の中の自分とスピードを競い合います。
[word_balloon id=”unset” position=”L” size=”M” balloon=”talk” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true” src=”https://karate-win.com/wp-content/uploads/2019/09/IMG_7550-243×300.png”]何言ってるんですか?そんなことできないですよ・・・[/word_balloon]
おっしゃっていることはわかります。
しかし、自分のスピードの限界がどれくらい今の現状で出せるのか分からないと、先生から「スピードをつけろ」と言われてもどうスピードをつけたらいいのか分からないですよね?
だから、鏡の前の自分とスピードを競い合うことで自分が本来持っているスピードを出すことが出来るんです。
練習は至ってシンプルなのです。
ステップの練習方法
ステップと聞いてあなたはどんなことを思い浮かべますか?
例えば、「上手くステップが踏めない」
「上下にとんでしまうステップになる」
と言う方もいらっしゃると思います。
そこで今回、近所迷惑にもならないステップの練習方法を紹介します。
[su_youtube url=”https://youtu.be/K5FDUOSUNqM”]
毎日このステップの練習をして下さい。
ステップはどうしても感覚をつかむまで繰り返し練習をしないと体が覚えてくれない動作となります。
なので毎日5分で良いので、ステップを踏み練習をして下さい。
この練習をすることにより、あなたのステップはもう上下にジャンプすることなく一直線で目線の高さを変えずにステップを踏むことが出来るようになります。
このステップを身に着けることが出来ましたら、あなたの突きは「え?今攻めてきたの??」と相手が反応出来ない突きを出せるようになります。
空手初心者が陥りやすい注意点
上段突きで初心者の方にありがちな、突きにモーションがついてし
初心者の方にありがちとは言いましたが、実は上級者の方でもこの
なぜ、突きにモーションがついてしまうのか。
そうそれは、脇が開いている状態で突きをしてしまっているからな
この脇が開いて突きをしていることは、自分ではわからないことな
これは無意識の状態で行っているんですよね。
なので、誰かから注意をされないとこの脇が開いてしまっている癖は治せないんですよね。
普段、組手では、このような構え方をしますよね?
この構えから突きをした瞬間に下のような写真の状態になっている
なので、脇にボールなどを挟みボールが落ちないように突きをゆっ
そうすることによりモーションがつかず真っ直ぐな突きをすることが可能となります。
次に中段突きで初心者の方がよく陥っていることは、突いた瞬間に
相手との目線をずらしてしまうと、相手がどんな技を出してくるの
これをしてしまうと、相手から蹴りをもらったり、受けの反応が遅
なので、中段突きをするときは、顔を下げずに、相手の目を見なが
相手の目をみて突くのは、組手の基本でもあります。
相手の懐に飛び込むのは非常に怖いことです。
私も最初は、相手の懐に飛び込むのはめっちゃ怖かったです。
中段突きで攻めると先輩からボコボコに蹴られ、突きを見破られて
中段突きで攻めると転かし技を使われてタイミングよく転かされたり…
そのおかげもあり、蹴りを払う動作を同時に身につけることが出来
なので、あなたも勇気を持って一歩踏み出すことによりそれが自信
最後にワンツーです。
この3つの中で一番苦戦するワンツー
なぜ苦戦をするのかと言いますとそれは、リズムをつかむのが難しいからです。
ワンツーとは頭ではわかっているのに身体がついてこない…
あなたはこんな経験をしたことはありませんか?
手と足を同時に出すことができずまるで産まれたての羊の赤ちゃんのような足のもつれ具合。
私はもともとリズム感はありませんが、このワンツーだけはすんなりマスターすることができたんですよね。
なぜマスターすることができたのかといいますと、頭だけでイメー
このやり方が私にはあっていたみたいです。
なのであなたが、ワンツーが苦手ならなおさら、擬音語で、パン、パパパンのように擬音語で声に出しながら練習をしてみてください。
このワンツーを身につけることができましたら、どんなに遠い間合
しかも、連続技なので一本突いて終わりという動作が減ります!
このワンツーを身につけてあなたの武器にしましょう!
まとめ
いかがでしょうか?
今回は1000人以上の方に教えてきて初心方が陥りやすい注意点や正しい突きのやり方について紹介をしました。
また、空手を始めたばかり、あるいは空手が伸びずに悩んでいる方に打ってつけな内容ではないでしょうか?
基本的な3つの突きをしっかりマスターして次の試合に繋げて頂けたら幸いです。