こんにちは
空手ブロガーのめぐみ(@karateOlympic)です
最近「これから、空手を始めたいんですが、どこの流派が人気なんですか?」とか
「どこの流派が一番強いんですか?」などのお問い合わせを多く頂くようになりました。
2020年の東京オリンピックに向けて空手の人気が増えてきて嬉しです。
空手を始めるにあたって人によっては、近所の空手道場に入門する人や有名なところへ入門する人や友達が通っているから同じ道場に通うなどのケースがあると思います。
でも、ひとつ疑問に思うことはありませんか?
「空手はどこで習っても同じなの?」と。
ここだけの話、空手には様々な流派がありその流派ごとに違いと特徴があるのです。
そんな迷えるあなたのために今回は、「空手の代表的な4つの流派とその特徴」をランキングにして空手の代表的な流派とその特徴を紹介していきます。
もし、この先最後までこの記事を読まないとあなたは自分に合った流派に出会えず悩む空手生活を送るでしょう。
でも、あなたがこの先3分で読めるこの記事を読むことによって、流派の特徴などを学べ、あなたに合った流派を探すことが出来るようになるのです。
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空手には4代流派が存在している
空手(伝統空手)には主に代表的な4つの流派があります。
それが「糸東流」「剛柔流」「松濤館流」「和道流」の4つです。
伝統空手には主に上の4つが取り上げられますが、他にもたくさん流派があるみたいなんですが、他のどの流派もこの4つの流派の流れを基本としているので、基本的にこの4つを押さえておけば大丈夫だと思います。
では各流派ごとにどんな違いがあるのでしょうか?
ここからはランクにして紹介します。
松濤館流の特徴
松濤館流は、近代空手の祖とも言われる船越義珍を事実上の開祖とする空手流派である。船越義珍は、生涯自らの流派を名乗らず「無流派主義」を貫いたが、船越の系統は一般に松濤館流と呼ばれ、船越はその開祖と見なされている。
松濤館流は全世界に広がり、世界で一番多く人々に学ばれており、ここから韓国のテコンドーが派生したと言われています。
特徴としては、遠い距離から飛び込んでの攻撃が強みで、タイミング・ダイナミックさや体のしなやかさなどを取り入れているスタイルです。
糸東流の特徴
糸東流の特徴として空手の起源である沖縄空手の首里手と那覇手両方の流れを組み、空手以外にも琉球古武術の棒術の一つである神伝不動流を取り入れ、型と組手を結び付け、精神教育に重点を置き、実践的な肉体鍛錬に重きを置いている流派です。
1934年(昭和9年)に摩文仁賢和が大阪に道場を設立した際に糸洲、東恩納両師の頭文字を取り「糸東流」を名乗って以来、日本はおろか世界中に広がる事となり、現在は多数の分派、会派が創設されている。
糸東流の特徴を分かりやすく説明すると、色々な要素を取り入れて作られた空手なので突きや蹴りだけでなく、投げやこかし技などを取り入れ、総合武道の色が強いのが大きな特徴といえるでしょう。
私が学んでいた時は、拳を鍛えるために、巻き藁を使用した突きや蹴り、正拳で腕立て伏せなど実践を意識しながら練習をしていたので、実戦での組手を重視したい方でしたら全てを学べる糸東流はお勧めです。
この糸東流には、最低限の動作が基本なので目立つ技などはありませんが、型と組手両方が学べます。
剛柔流の特徴
剛柔流の特徴としては、近接での連打などの接近戦の戦い方、守りのための受けや払いに強みがあり、優れた流派だと言われています。
剛柔流は那覇手を代表する空手です。
1929年(昭和4年)、宮城長順の高弟・新里仁安により命名、のちに宮城がこれを追認したことから流派名として定着した。
この流派は、開祖の宮城長順が、東恩納寛量から学んだ那覇手と、独自の研究を新たに加えたものである。 従来、東恩納寛量(ひがおんな かんりょう)が中国から持ち帰った拳法の影響が大きいと言われていたが、昨今の研究でその信憑性が疑問視されている。
現在の剛柔流はいくつかの会派に分かれており、東恩納寛量の弟子でもあった比嘉世幸の系統、宮城長順の高弟であった八木明徳の系統、同じく高弟の宮里栄一の系統、宮城長順と比嘉世幸に師事した渡口政吉の系統、それとは別に宮城長順に師事し剛玄の名を拝命した山口剛玄を中心に本土で独自に普及された系統がある。また、寸止めではなく直接打撃方式を提唱した極真会(崔永宜)も剛柔流の分派の一つである。
この剛柔流は、型が非常にきれいで、力強さ、迫力、呼吸法を重視し、型に重点を置いている流派だと思います。
道場によりますが、組手の練習よりは、とにかく型というイメージがあります。
だからと言って、全く組手の練習をしないというわけではありません。
基本を大事にし「呼吸法」をしっかり身に着けられるのは、この「剛柔流」にしかないと思います。
和道流の特徴
昭和期を代表する空手家の1人大塚 博紀(おおつか ひろのり)さんが開祖です。大塚さんは当時本土で紹介されたばかりの空手に興味を示し、船越義珍に師事。そこで学んだ空手に新陰流等の古流剣術の体捌きを加えることで生まれたのが和道流です
和道流の特徴としては、発祥元が柔術のため、投技や足技が多く、無駄な動きが少なく、流し技があるのが特徴です。
柔術のエッセンスを取り込んでいる空手なので型も少し特徴があります。
最後に
以上4つの流派の特徴を紹介しましたが、空手で一番人気なのは、松濤館だということがわかりました。
とは言ってもあくまでも人気ランキングなので、他の流派が人気ではないってことではありません。
なのであなたの目的に合わせて、あなたに合った流派を選んでみてください。
空手の流派をしっかりと調べてみるともっと空手を理解することができますし「この技にはこんな意味があったのか」と非常に空手を理解するうえでとても意味のあるものだと思います。
私は、和道流以外の流派はマスターしてるので気になることがありましたら気軽に質問をしてください!
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