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子供に空手の才能がないと思ってはいませんか?

こんにちは

空手ブロガーのめぐみ(@karateOlympic)です

 

どんなスポーツについても共通はしていますが、空手の試合会場にいると、子供の試合で、子供が勝てるように祈っているお母さんは多いです。

 

しかし、その期待が大きいため、子供が負けるとついついため息をついて、「この子は空手に向いていないのかなぁ?」とネガティブ思考になってしまいます。

 

それが毎回試合に出るたびに一勝もすることが出来ない場合は、「この子には才能がないのかなぁ」とも考えてしまいがちです。

 

しかし、冷静に考えて下さい。

 

空手の試合で勝てない子供は本当に空手の才能がないのでしょうか?

 

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目次

空手で勝てない子供は才能がない?

子供が空手に勝てないのは、才能がないからだと思いますか?

 

今、空手の大会で優勝ができていない子供は、将来チャンピョンになれないのでしょうか?

 

私はどの子にも才能はあり、それを引き出してくれる先生に出会えていないだけだと思います。

 

私がそうだったんですが、空手の大会で何度も優勝をし、天才小学生とまで周りから言われてきましたが、私は、中学校の時、先輩を病院送りにしてしまい、そこから組手試合がトラウマとなり、自分らしい試合が出来なくなり一気にどん底に突き落とされました。

 

周りからは「あいつは終わったな」とか、ライバルの子の先生からは「お前は小学校の時は頑張っていたのにもっとやる気を出せ」と、私のことをなにも知らないのに「頑張っていない」と評価されたこともありました。

 

人が悩んでいるのに結果だけで判断されてしまうのでとても辛かったし、何度も親に「空手を辞めたい」と相談していましたが、自分の中でどうしても「空手」を辞めることが出来なかったんです。

 

どこか心の中で「このまま空手を辞めたら負け犬だ」と自分に言い聞かせながら空手を続けてきまいした。

 

こんな私ですが、「もともと才能があったんでしょ?」と思われてしまいますが私は、毎日練習をして、自主練も毎日し、血のにじむ努力をしていたので「才能」とは一切思っていません。

 

しかも、子供の時に試合に勝てなくても、大人になるにつれてその才能を「開花」させる生徒もたくさん見てきました。

 

試合によってメンホーをつけないこともありますが、子供の試合は、いかに上手に技が出せるか、いかにポイントで優勢になるかを審判は見ています。

 

なので、子供クラスで勝てる選手というのは、手数が多く多彩で上手な選手が勝ち上がっているのです。

 

しかし、こういった選手が技に頼ったまま大人になり、技はキレイだし体も柔らかいけどパワーがなくて、パワー負けをしてしまい、勝てない選手が出てくるのも現実です。

 

もちろん優勝する子供の中には、空手のセンスを持っている子供もいます。

 

しかし、絶対に勝てるわけではなりません。

 

この世の中に「絶対」という言葉ないと私は思います。

 

なので今、子供が試合で勝てないのは、子供に才能がないのではなく、子供の戦い方があるので、それをマスターできていないだけなのです。

 

なので、一概に試合で勝てない子供に才能がないとは言い切れません。

 

将来のための空手の練習を行うこと

目先の試合や大会で結果を求めるならば、いかにポイントで優勢になるかという練習ばかりになってしまいます。

 

しかし、子供のうちから大人になっても試合で勝つことが出来る選手になるために、長い目で育てていくことが大事なのです。

 

大人の試合では、技の正確さ、スピード、キレ、迫力、バランスなど様々な条件が出てきます。

 

子供のうちから手数を出す練習をしておかないと、一本突いて終わり。

 

そんな単純な組手しか身につかなくなってしまいます。

 

他のスポーツにおいても、目先の試合ばかりを見た監督が子供たちの成長を阻んでいるケースが多いのです。

 

今は、目先の試合だけを見るのではなく、子供の将来のための空手をさせてみてはいかがでしょうか?

 

とは言っても我が子には勝って欲しいですよね。

 

今日からできる将来のための練習方法とは?

小学生は動体視力や反応神経や空間認識力などの神経機能を育てる時期です。

 

十分に組手の練習をさせてあげなければなりません。

 

しかし、あまりにポイントを意識させた組手ばかりをやらせると、ポイントを取るための空手になってしまい実際に組手試合でポイントが取れないと自分のなかのレパートリーが崩れてしまいます。

 

子供が試合で勝てるようになるには試合に出すよりも、まずは、道場での組手稽古だけに集中させたほうがむしろ効果的です。

 

変な癖もつかないと思います。

 

自分から攻めるような試合をできる選手に育てるためには、空手だけでなく相撲やレスリングを習わせるのも効果的です。

 

相撲は、ぶつかり稽古をするので打たれ強い選手になり、

レスリングは、間合いの取り合いも学べるし下半身強化にも繋がります。

 

中学生になっても、まだ器具を使ったウエイトトレーニングをするのは早過ぎます。

 

なので、中学生で器具を使ったウエイトトレーニングは行うべきではなりません。

 

なぜかと言いますと、子供の体は発達途中であり、無理なウエイトトレーニングをすると背も止めてしまいますし、怪我に繋がることもあるので良いことではありません。

 

また、子供の時から、砂袋や巻き藁に突きをさせて拳を鍛えるのも下手した骨折してしまうのでお勧めしません。

 

子供の骨は成長段階なので、大人のようにまだ骨がしっかりしていないので、大人の骨と子供の骨とは別物だと覚えておいてください。

 

では、幼い子供にどういったトレーニングをさせるべきかといいますと

筋トレは自重トレーニングのみを行い、あとは坂道ダッシュをしたり、泳いだり、器具を使わずにできる、自然な運動のトレーニングのみで体力UPを目指していきましょう。

 

空手の技だけにこだわるのではなく、体力作りにも力を入れて下さい。

 

高校生になったらウエイトトレーニングを開始してもいい歳です。

 

空手をやりながらじっくり体力作りを行った選手が、ウエイトトレーニングで成果を上げ始めると、組手で負けることがなくなり圧勝できるかもしれません。

 

まとめ

子供は、体が小さい分、スピードを活かすのが一番重要になってきます。

 

全日本の大会を見ていても、体の小さな選手の方が連覇達成をしているので、要はどれだけ内容の深い練習や、ビデオをみて相手の研究を積んでいるかにかかってきます。

 

ちなみに型の場合は、基礎練習をおろそかにしたまま、スピードを付けすぎると、型が流れてしまい、要するに力とスピードが比例せずに、身体がぶれてしまう型を打つという結果を生んでしまう場合もあります。

 

組手についても、同じです。

 

まれにスピードを生かした攻撃で、たまたま出した蹴りで一本取れてしまう場合がありますが、これは、奇跡に近いか、偶然でしかありません。

 

ただスピードを速くして、手数を多くしても、ベテランの先生から見たら基礎練習をしっかりしてきたかどうかで基本的な動きが分ってしまうのです。

 

恥をかく前にまずは基礎練習を徹底的に行いましょう。

 

あなたは既に、基礎練習が退屈と思ってはいませんか?

 

正直私も基礎練習は退屈で、小学校の時に疎かにしていたのですが、他者の道場に合同練習に行った時に、10分間の四股立ちや前屈立ちが出来なくて恥ずかしい思いをしたことがありました。

 

これは今でも忘れられない思い出なのですがね!

 

それから、私たちの道場では、基礎練習を徹底的にするように扱かれました。

 

なのでもう一度基礎練習がしっかりできているか考えてみて下さい。

 

ここをクリアした上で、スピードと手数がはまれば、試合で勝てるようになります!!

 

 

 

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